ディズニーキャストが「辞めたい」5つの理由とは?辞めるまでの流れ

雑記

ディズニーキャストと言えども、人間です。
様々な理由で「もう辞めたい」と思うことはありますし、年間多くのキャストが退職しています。

なぜなのでしょうか?

その代表的な理由について、元キャストの視点から解説してみます。

また、「辞めたい」と思っている現役キャスト向けに、辞め方も後半に記載していますので、ご覧ください。

キャストが「辞めたい」と思う5つの理由

「ディズニーキャストやってるの?楽しそう!」

「毎日夢の国に行けるなんて、羨ましい!」

私がディズニーキャストとして働いていた時、よく言われた言葉です。
…夢の国といえども、現実はあるもの(苦笑)。

自分を含め、下記の理由で辞めるキャストを多くみてきました。

1.収入が低い

まず、ディズニーキャストの給料は非常に安く、月に15万〜17万円前後です。

職種によっても異なりますが、概ね時給は1,000円。
1日7時間前後勤務するとして、7h×月20日=140時間。
それに夜間手当や着替え手当を入れて、15~17万くらいでした。

ここから社会保険料や税金が引かれて、手元に残るのは13〜15万円前後…。
最高のおもてなしを目指して数年以上働いても、給与が上がるのはごくわずかです。

もちろん、お給料は事前に知らされている通りですが、東京や千葉で一人暮らしをしながら、この金額でキャストとして働き続けるのは簡単ではありません。

2.こんなに大変だとは…想像以上にキツイ

「楽しそう」なイメージのあるディズニーキャストですが、仕事内容は普通のアルバイトより大変です。

・覚えることが多過ぎる(マニュアルがまるで辞書)
・常に混雑していて気を抜ける瞬間がない
・高いパフォーマンスを要求される

マニュアルの厚さが辞書レベル

まず、覚えることが圧倒的に多いです。
ディズニーはしっかりとマニュアルが決まっているので、自分の所属するロケーションのマニュアルをトレーニング期間中に覚え(3~4日くらい)、さらにゲストからよく質問される「トイレの位置」や「ポップコーンバケットの位置」なども覚えます。

常に気が抜けず、勤務終わりにどっと疲れる

1日に数万人のゲストが訪れるテーマパークなので、気を抜く瞬間がないというのは…当然といえば当然ですが、飲食のバイトでいうピークタイムが永遠に続くイメージです(笑)。
その分、他のアルバイトと比べて勤務終わりにどっと疲れがきます。

アルバイトでも高いパフォーマンスを求められる

高いパフォーマンスを要求されるのも、ディズニーキャストの特徴ですね。
失敗してしまい、先輩キャストからお叱りを受けることも多々ありました。怒られた後も、笑顔で働かなければならないのは大変でした…。

3.不規則な生活で、年末年始も休めない

朝7時〜夜23時間のシフト制なので、生活リズムは非常に不規則です。

オープン(朝番)勤務の時は朝4:30に起き、クローズ(夜番)だと家に着くのが夜24:00の生活でした。

また、年末年始も基本的に休めません

実家でゆっくり紅白でも観たいところですが…、ディズニーにとっては冬休み真っ最中で掻き入れどき。

更にカウントダウンイベントもあるので、12/31~1/2辺りは基本的に休むことが出来ません。

他にもGWやお盆休みなど、世間的にお休みのタイミングで休暇は基本的に取れませんでした。

4.身だしなみルールが校則並みに厳しい

高校生・大学生でアルバイトをしているキャストが辞める理由として多いのが「身だしなみ」。
ルールが厳しく決まっており、チェックを通らないとゲストの前に立つことが出来ません。

いくつか例を挙げると…

・髪を染めるのは原則禁止。
・肩より長い髪は縛る。縛るゴムは黒茶のシンプルなもの。
・マツエク、カラコンNG。
・アイラインは目尻からはみ出さない。

とまあ、こんな感じです。

おしゃれを楽しみながら働きたい人には、向いてない仕事ですね。(収入的にも…)

5.キャスト間の人間関係疲れ

他の職場と同じく、ディズニーキャストでも人間関係に疲れて辞めていく人は一定数います。

特にディズニーキャストは女性が多いので、女性同士の人間関係で気を遣うことは多かったですね…。

一つのロケーションに100人以上キャストがいることもザラなので、どうしても合わない人は出てきてしまいますね。

キャスト間でいじめってあるの?
これ割と聞かれること多いんですが、私は見たことありません。
100人もいれば全員と仲良くするのは難しいので、よく話す人・話さない人には分かれますが…特定の人がいじめられているところは見ませんでした。

稀にいる「辞める時バックレ問題」

これもディズニーに限った話ではないですが…稀にいます。バックレるキャスト。
トレーニング期間中に来なくなってしまうケースを過去何回か見ました。

今これを読んでいる「バックレて辞めちゃおうかな…」と思っている現役キャストがいたら、これだけは言いたい。

どれだけ怒られても、仕事がいやでも、辞める連絡だけはしなさい。後悔するから。

バックレたい人、この先ずっとディズニーに行かずに過ごせますか?

バックレることでロケーションに迷惑を掛ける等、そんなことは百も承知だと思いますが…
「これからの人生、ディズニーに行かずに過ごすのか」立ち止まって考えて欲しいです。

キャストとして働く人は、過去にゲストとして遊びに来たことがあって、多かれ少なかれディズニーに楽しい思い出がある人が殆どだと思います。

キャストの中には、数年・数十年と同じ職場で働き続ける人もいます。
その人たちと、バックレた後顔を合わせるのは気まずいですよ…。

この先の何十年、ゲストとして歳を取ってもディズニーを楽しむために、今少しだけ我慢してきちんと辞めてください。

現役キャスト向け:ディズニーキャストを辞める時の流れ

まずはロケーションの上司に伝える

まずは「辞めたい」と思っていることをロケーションの社員に伝えましょう。

社員に話しかけづらい場合は、自分をトレーニングしてくれたトレーナーでも良いです。

下記2点を聞かれるので、事前に準備しておくと良いです。
・なぜ辞めたいと思っているのか
・いつまでで辞めたいのか

辞めるまでには様々な手続きが必要になるので、それも社員から教えてもらえます。

辞めるタイミングは契約満了がベスト

退職するのは「契約満了のタイミング」が良いです。

ディズニーキャストは1ヶ月〜半年程の期間で雇用契約を締結しています。
その契約満了のタイミングで次回更新をせず、退職するのが最もスムーズです。

事前に辞めたいタイミングが決まっていれば、それに合わせた契約期間にして貰いましょう。

もし再びディズニーで働きたくなった時に、契約満了で辞めている方が再雇用される可能性は高いです。
当然ですが、急に辞めてしまう人より、最後まできちんと働いてくれる人の方が心証は良いですよね。

退職時は「もう戻って来ない」と思っていても、数ヶ月~1年後に、再びキャストとして再雇用を受ける人が多いのもディズニーキャストの特徴です。

最低限出ているシフトは責任持って勤務する

「どうしても今月辞めたい」
「次の契約満了まで働くことが出来ない」

そういった場合は、少なくとも今出ているシフトは責任持って勤務しましょう。
その上で、上司に「出来るだけ早く辞めたい」と相談してください。

大体、2週間後先のシフトまでは出ているので、早く辞めたくても、その分は責任持って出勤しましょう。
でないと、ロケーションのメンバーに大変な迷惑をかけることになります。

最後に。どう辞めるかが大切。

辞めるのは決して悪いことじゃない。
ディズニーを好きでいる為にも、きちんと辞めましょう。

ディズニーキャストは、正直大変な仕事です。
キャストの皆さんが一番よく分かっていると思いますが…、収入面でも、体力面でも、一生続けるのは不可能に近いです。

また華やかなイメージがある分、何が大変か始める前にイメージしづらいのも、辞めたいと思う一因かもしれないですね。

私のキャスト現役時代は、声の出しすぎで常に枯れていて、キャスト以外の友達全員に心配されるしカラオケ行っても歌えないしで地味に辛かった思い出があります(笑)

「キャストを辞める」ことは必ずしも悪いことではありません。

ただ、「辞めた後もゲストとしてディズニーを存分に楽しむ」ためにも、きちんと手順を踏んで辞めてくださいね。

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